実際に磁場の存在を確認するとき、磁石の周辺に砂鉄を置くなどして
磁場の存在を確認してきた。しかし、複雑な系における磁界形状の変化や
その強さを確認することは困難である。
一方、よりハイパフォーマンスなコンピュータの開発により可視化技術は、様々な研究分野で応用されてきており、
解析手法として欠かせないものとなっている。我々は可視化技術を
電気磁気学分野に応用し、可視化手法としてAVS(Application Visualization System)やVRML(Virtual Reality Modeling Language)を用いてデータベースを作成することで電磁気学のより深い理解を得ることを目的としている。